あなたのマットレス・ベッドフレームは買い替え時?!お使いのベッドの寿命を診断してみましょう!

「ベッドとあなたの健康診断」朝おきたら肩が重い、足がだるい、腰に違和感があるといった経験はありませんか?買い替え時を診断します。


マットレス寿命 簡単チェック2
普段寝ない場所で仰向けになってみると、ヘタリ部分との差を感じることができますので試してみましょう。ちょっと斜め、なんとなく変・・・?がサインです。
「使用12年。まだ使えそうなんですけど・・・」
「フランスベッドのマットレス、使用12年。まだ使えそうなんですけど・・・」というご質問を良く受けます。フランスベッドのマットレスはとても長持ちするスプリング構造ですが、腰部・臀部には体重の約半分の荷重がかかっています。(※旧型ボンネルコイル・ポケットコイルの寿命は6~7年)一見大丈夫に見えているマットレスも、10年毎日使用したスプリングは、寝返りに必要なスプリングのしなやかさがなくなり、クッション(詰め物)も潰れて身体当たりが強くなり血流の妨げになります。寝返りが増え、深い眠りの妨げが起こるようになってきます。
購入時から10年後の私たちのからだ・体系の違い
10年経った時の体重・筋肉・身体の変化により、心地の良いマットレスの硬さは変わってきます。「まだへたりは無いけど、疲れが取れにくい」と思った時は、これも原因のひとつかもしれません。

背中・お尻部分が一番へたります
日本で使うマットレスのポイント!
睡眠が脳を休息させているとき、体内の熱を放出するため、体表面の温度は上がり発汗作用が活発になります。この時に通気性の悪いマットレスを使用していると、蒸れた熱がベッド内に篭もり体温が下がらないので寝苦しくなるのです。お布団を干して気持ちよく眠れるのは、暖かいからだけではなく布団の湿気が飛んでいるからです。毎日使うのに干すことのできないベッド。欧米と違って高温多湿な気候で、四季のある日本では、通気性や保温性の両方が求められます。あなたはどんなベッドを選びますか?


また、寝返りは、睡眠中に体の同じ部位が圧迫され続けて血液循環が滞ることを防ぐ、生理的な運動です。 そのほか、体温を調節したり、熱や水分の発散を調節したりといった働きがあります。 体が沈みこんでしまうような柔らかすぎる布団や、骨などを強く圧迫するような硬すぎる布団では、体の負担を減らすために不要な寝返りの回数が増え、不眠・寝相が悪い原因にもなってしまいます。
と言うことは…。
身体に合った寝具で眠っていれば寝返りの回数も少なくてすむということです。
必要最小限の寝返り回数で朝を迎えられるように、体に合った寝具を選びましょう。
マットレスの寿命を長持ちさせるためには?
■ 定期的に陰干しをする
マットレスにとって「湿気」は劣化の最大の原因。陰干し(日光に当てずに干すこと)を行うことで、マットレス内に湿気が溜まりにくくなり、カビやダニの発生を防ぎます
■ マットレスの表裏を定期的に変える
表裏の両面が使えるマットレスであれば、定期的に表裏を変えて寝てみましょう。片面だけ使っていると、特定の箇所のみに体重がかかるため、落ち込んだり、沈み込む可能性があります。両面を使うことで、重みが分散されるため、マットレスの寿命を伸ばすことができます。頻度としては3カ月に1回変えてローテーションさせましょう。
■ ベッド用の寝装品を正しく使用する
マットレスに直接寝るのではなく、必ずベッドパッド、マットレスカバーなどの寝装品を使用しましょう。寝装品が湿気を吸ってマットレスを寝汗から守ってくれるため、マットレスを清潔に長持ちさせることができます。

マットレスを買い換えるけど、ベッドフレームの寿命はどれくらい?
まずは、ベッドの床下をチェックしてみましょう。割れやヒビ、カビが生えていないことが大切です。チェックしたついでにカビの原因となるホコリもお掃除してあげましょう。もし、使用時に少し軋み音があれば、ネジの締め直しで様子をみてみるのも良いですね。

ベッドもインテリアのひとつ。10年前とは、化粧版の質感や、色味、デザインも変わっています。
気分を変えてガラリと違う色やデザインを選んでみたり、安らげる心地よい空間をコーディネイトしてみましょう!